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全国的に増えているメンズ眉メニューを扱うサロン。その中でも、どんなサロンを選んだらいいのかを教えます。
メンズ眉だけを扱っているサロンであれば、スタッフの施術量に比例して、技術力も高くなっていくと考えていいでしょう。
ハサミしか使えない美容室では、「眉を整える」ことが限界。形を変え、イメージを一新するには、ワックスも使える眉毛専門サロンがおすすめ。
専門サロンの中でも、より技術力のあるところを選べば、自分の顔にベストな眉毛をデザインしてくれる可能性がより高くなります。
技術力とは、独学ではなく眉毛についてきちんと学んでいるかどうか。人相学や骨格など、メソッドに基づいた眉デザインをできているかどうかで、仕上がりに大きな差が出るのです。
日本にはいくつかアイブロウ専門スクールがあり、そのうち2005年創立のJAPAN BROWTIST SCHOOL(ジャパンブロウティストスクール)では、技術者認定の発行をしており、その認定サロンであれば、眉毛に関する専門知識を得ている、ある一定の技術力があるサロンだと思っていいでしょう。
また、スクールが定めているブロウティスト検定試験を受け、高度な技術者と認められれば、「star」という称号が個人的に取得できるのですが、この「star」を持っているスタッフがいるサロンであれば、なおよしです!
各サロンの公式サイトにある眉毛のビフォーアフター写真に、自分好みの眉毛があるかどうかをみてみましょう。
「あんまり好みじゃない細眉が多いな」「カーブがきついな」など、趣味趣向が合わないサロンは避けておくのが無難です。
口コミでの満足度や対応についての評価は、生の声として参考にしたいところ。★評価よりも、コメントの中身をチェックしましょう。
理想の姿になれたのかどうか、その人が喜んでいるかどうかが大事です。
お店が返信しているか(いい口コミだけではなく悪い口コミ)も、対応力のひとつとして見るポイント。
アイブロウを専門に教えているスクール・JAPAN BROWTIST SCHOOL(ジャパンブロウティストスクール)の代表である福森鈴子先生に、NGサロンの見極め方を教えてもらいました。
カウンセリングで
見極められます
公式サイトに書いてあることが、どこにでもあるような内容で、独自性がない場合は検討が必要です。
ただ、ここだけで見抜けることはほとんどないので、実際に行ってカウンセリングを受けてみるのが一番です。
先ずは、眉形成メニューの行程と説明が丁寧にされ、そして「どんな眉にしたいか」「どんな悩みがあるか」「どんな自分に見られたいか」などのヒアリングがなく、施術に入るパターンはNG。
本当に似合う眉毛ではなく、テンプレートを使って、みんなと同じ眉毛にされてしまう可能性が大です。
また、ワックスもいろんな種類があるので、お肌を傷つけない商材と、カウンセリングでのスキンチェックをしてもらえるところがいいでしょう。
当たり前のように「表皮が少しはがれます」とか、事後気を付けることも話してくれないようなサロンは、おすすめできません。
2005年、プロの眉形成技術者がいないことに気づき、美容業界での新しい文化として、ワックスを使用した眉ワキシングケアのレディース&メンズ市場の可能性も感じ研究を始める。現場経験をしていく中で、アイブロウと内的要素が繋がっていると確信し、観相学の第一人者、故藤木相元氏より学び、これまでの研究が、点が線となり答え合わせが出来る。
後、アイブロウフィロソフィーを掲げ、全国スクール展開をする。
2010年、眉商材メーカーとして開発も行う。2012年、眉学を基に日本初、ブロウティスト®検定制度を取り入れ、アイブロウの検定試験をスタートさせる。
そして、眉学のビジョン整顔眉学®のため、2018年5月ハワイ大学医学部 人体解剖実習 修了。
全国にアイブロウ形成技術者を育成、そして、眉の哲学を伝道師として、美容業界で講演、指導などを行っている。
福森先生に、なぜ眉毛専門スクールを立ち上げたのか、さらに技術の指標である検定の意義についても聞きました。
お客様の顔を本当にデザインできる
技術者になるために
眉はまだメイク技術の一部でしかなかったころ、お客様の「眉毛だけでこんなに変わるんですね」という喜びの声に突き動かされて、眉形成の研究を始めました。
「眉形成」は、美容業界で新しい分野になると確信していましたが、ひとりで広めることに限界を感じて、「JAPAN BROWTIST SCHOOL」を立ち上げました。
それが2005年のことです。
しかし、教えていった人たちがメニュー化できないという課題にぶつかりました。
ノウハウを教えたのに、「眉デザイン」ではなく「ただ整える」になってしまっている。 お客様がみんな同じ眉毛になっていたり、好みの眉にしてしまったり…。
人の顔は同じではありません。 その人がいちばん美しく見える顔を、どう眉で演出するか。 それができなければ、本当の眉形成とは言えません。
そこで、2012年にブロウティスト検定試験を取り入れました。
5段階にわたる「star」と呼ばれる階級制度を用いて、まずは自眉をベースに整えるる「整眉(せいび)」。 それから顔を整えるために眉をデザインする「整顔眉®(せいがんび)」へ。
お客様のなりたい姿を実現できるような、一番似合う眉毛をデザインし、提案できる施術者になるための、厳しい研修と試験を用意しています。
全国150以上のJAPAN BROWTIST SCHOOL認定サロンがありますので、ぜひ足を運んでみてください。
新しい自分の顔との出会いがあるはずです。